サーキット遊びについて

About circuit play

サーキットあそびとは
「未分化」から「分化」へ

赤ちゃんは掌を握ったまま生まれ、腕や脚も動かせず、寝返りもできない状態で生まれてきます。
それが徐々に掌は開き、手足はバタバタさせ、うつ伏せもでき、ハイハイもしはじめ、
支え立ちもするようになってきます。
この流れは運動や動作の能力が、未分化だったものから分化していく過程を踏んでいます。
つまり乳幼児期の運動能力は未分化から分化の方向に発達していきます。

サーキットあそびには多種多様な「運動」「動作」「操作」が出てきます。
子どもたちは、自分の身体を多種多様に動かし、コントロールという運動制御の能力を、
より大きく強く、より早く、より細かく精緻に、より複合的で複雑にできるよう高めていきます。
サーキットあそびで出会う多様な動きは、
子どもたちの未分化性から分化を促す幼児期に最適な活動です。

おとなのサーキットトレーニングは有酸素運動と筋トレを組み合わせた効果的なトレーニング方法です。
子どものサーキットあそびは、いろいろな運動動作のあるコースを回りながら、
バランスよく身体を使いこなしていき、運動制御能力(運動コントロール)を多様に
獲得していくプログラムです。

跳ぶ・くぐる・渡る・しがみつく・よじ登る・転がる・・・・多種多様な運動動作が出てくるコースを
1回の指導では30~40分間走ったり、止まったりして続いていきます。
子どもたちが将来出会うスポーツ(スイミング・野球・サッカー・バレエ・ダンスなど・・・)の
基礎となっていきます。そして何よりも身体を使って遊ぶ楽しさを味わいます。

circuit

ある日のコース

Step 01

行進曲に合わせて歩く

並⾜の⾏進曲に合わせて歩くことからスタート。
そしてジャンプ、ケンケン、ギャロップ、スキップ、
カニ歩き・・・
講師のステップをマネしてリズミカルに。

Step 02

駆け足で走る

並⾜曲が終わると、次は駆け⾜。
⾛っては⽌まり、⾛っては⽌まり・・・
幼児の⼼肺機能は動いたり⽌まったりが適しているのです。

Step 03

いろんな用具で体験する

いろんな遊具が設定され多様な動詞が出てきます。
1回の活動でおおむね8〜10か所に遊具が出され、活動中に3回程遊具の置き⽅を変更します。つまり、20〜30種類の運動・動作をこなします。こうして多種多様な運動・動作に触れていきます。

体育館でのサーキット遊びとともに⼤切なのが毎⽇のように園庭で遊ぶことです。体育館で経験する動詞と園庭で経験する動詞はまた別なものもあり、この組み合わせで⼦供たちの運動能⼒は⾃然に向上します。

通園中の方

通園をご検討の方

学校法人 成城学園 認定こども園 日吉幼稚園
〒569-1022 高槻市日吉台六番町10-2

日吉幼稚園 TEL:072-688-6101
(乳児直通)  TEL:072-688-6500

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